
医療安全管理 テーマ別学習講座
【医療の質向上を目指して】 医療安全学習講座のご案内
医療従事者の皆様へ
「安全な医療」は、患者さんと医療従事者双方にとって、最も重要な基盤です。
本学習講座では、医療現場における安全管理の具体的な対策、最新の知見までを幅広く学ぶことができます。
■このような方におすすめです。
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医療従事者の方(医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師、理学療法士、作業療法士、その他医療に関わる全ての方)
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医療安全に関する知識を多面的に学びたい方
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職場の医療安全体制をより良くしたいと考えている方
医療現場における安全管理の重要性はますます高まっており、日々の業務において最新の知識や具体的な対策を実践していくことが求められています。
本講座は、全国から多く寄せられている声や要望に基づいて、医療安全管理における重要なテーマを複数設定し、ご自身のニーズや課題に合わせて必要なテーマを選択して受講いただくことが可能です。
●講座の特長
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テーマ別学習:ご自身の興味や課題に合わせて必要なテーマを選択できます。
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認定学術指導講師による添削指導: 各分野の専門家が最新の知識や実践的なスキルを丁寧に解説します。
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実践的科目内容: 具体的な事例を通して理解を深め、疑問点や不明な点を解消でき、新たな視点や学びを得られます。
厚生労働省「医療安全管理者の業務指針および養成のための研修プログラム作成指針」にもあるように、医療安全管理者の継続的学習におきましては、医療安全管理者が、医療機関において期待される役割や、その責務が大きいことから、研修を受けただけで医療安全管理者の責務を果たすのに十分とはいえず、医療安全管理に携わるものとして、継続的に医療安全に資する学習と経験を積み重ねていくことは必須の要件なのです。
本学習講座が、医療安全に対する意識向上と、より安全な医療提供体制の構築に貢献できることを願っております。
医療安全管理に関する科目はもちろん、通常業務やスタッフの指導などに関する科目、分析や評価に関する科目、メンタルケアやコミュニケーションに関する科目など、ご自身が学習したいテーマをチョイスして、じっくり学習していただけるように1テーマごとの学習科目設定にしております。

・当機構へ到着した履修問題は、担当の学術認定指導講師が丁寧に添削、解説を加えてお返しします。
・学習され、履修問題を解答して、専用の返信用封筒にて当機構へ返送していただきます。
・その添削指導により、ご自身では気づきにくい部分も、確実に身につけることができます。
・会 員: 8,000 円 (税込)
②履修問題
③返信用封筒
①eテキスト「USBメモリ」もしくは「CDーROM」
◎履修目標
◎受講費用(1テーマ)
◎学習e教材(各科目)
・非会員:12,000 円 (税込)
医療安全管理 テーマ別学習講座のメリット
◎医療安全管理者の方だけではなく、医療、介護に携わるすべての方々に学習していただけます。
◎研修会場に出向く必要がなく、すべて在宅でできる学習です。
◎ご自身に「必要な科目だけ」ピンポイントで学習できます。
◎受講期間に制限がなく、忙しい方でも自分のペースでじっくりと納得いくまで学習できます。
◎新しい情報(全国の医療事故ニュース)を必要時にいつでも収集できます。
◎業務改善やスタッフ指導に必要な参考資料をいつでも何度でも無料でご送付します。
◎電話・FAX・メールで、いつでも相談・質問ができますので安心して在宅で学習できます。
Education
◎eテキスト送付
・お申込受付完了後、即日または翌日には、e教材一式を発送いたします。
・e教材一式がお手元に届きますので、教材内容を確認してください。
◎学 習 開 始
・問題提出期限などの制約はなく、ご自分のペースでゆっくりとすすめていただけます。
・履修問題を解答され、返信用封筒にて返送してください。
※今すぐ使える研究資料を項目別に多数揃えており、いつでもご提供(無料)いたします。
その 他、ご質問やご相談もご遠慮なくご一報ください。
◎採 点・添 削
・到着した履修問題を採点し、担当の認定指導講師による添削を行います。
・採点・添削された「添削票」を受講者に送付いたします。
◎採 点・添 削
・上記の「添削票」と「修了証明書」を送付いたします。
各学習テーマ詳細
①インシデント報告書とリスクマネジメントの学習内容
・ヒヤリハット報告書の⽬的と書き⽅・ヒヤリハット報告書の⽬的と意義・ヒヤリハット報告書の書き⽅
・書かせ⽅・ヒヤリハット報告書の書式と様式・ヒヤリハット事例の収集と原因分析による対策の⽅法
・ヒヤリハット事例の収集⽅法・ヒヤリハットの原因分析・ヒヤリハットの内容確認とチェック
・ヒヤリハットの振り返り・ヒヤリハットの分析・ヒヤリハットの対策⽅法・インシデントとヒヤリハット
・患 者 影 響 度 レ ベ ル 分類・インシデントレポートの書き⽅と書式のポイント「6W1H」
・インシデントの報告体制を理解する・インシデントレポートの⽬的は再発防⽌
・インシデントの原因と種類による対策と防⽌の⽅法・インシデントの原因と要因の判断をする
・インシデントの種類を分類する・インシデントの分析をする・インシデントの対策を⽴案する
・インシデントを防⽌する⽅法・看護師が抱える⼼理的なコンフリクト
・インシデント報告によるフィードバックとレスポンス・ヒヤリハットに関する調査(医師)
・インシデント報告書の様式例(5パターン)・・・以下省略
②ヒューマンエラー対策とリーダーシップスキルの学習内容
・ヒューマンエラーの原因とRM対策・ヒューマンエラーなぜ起こるのか・ヒューマンエラーの原因となるパターン
・ヒューマンエラーの対策に有効な方法・ミスの多い人の7つの特徴と対策・行動特性タイプ別のミス対策と事例
・人の行動特性を活かした上でのミス対策・ダブルチェックについて
・管理職者のリーダーシップ・リーダーシップ力を高める3つの能力・リーダーシップ力を高める3つのスキル
・ファシリテーションスキル・コーチングとファシリテーションの違い
・チーム力強化のためのファシリテーションに必要なスキルと手法・場づくりの進め方とコツ
・対話の進め方とコツ・合意形成の進め方とコツ・コンフリクトへの対応・コーチング・スキル
・コーチングのルールとスタイルの決め方・カウンセリングマインド
・問題解決プロセスでの自己解決支援の姿勢と態度・コンサルテーション・コンサルテーションの方法
・コンサルテーションの相談事例と効果・医療安全対策の現状と課題について・・・以下省略
③医療現場におけるリスクコミュニケーションの学習内容
・管理職のコミュニケーション能力を高める・コミュニケーション能力を高めるために意識したい三つのこと
・世代間ギャップを縮めるコミュニケーション・世代間ギャップが起こる理由
・考え方が異なる相手と分かり合うためには・対立を乗り越えて世代間ギャップを縮めるためには
・世代間ギャップを縮めるためのコミュニケーションのポイント
・管理者が悩む場面の分析と対処法「事例1~11」・管理に必要な知識と活用法
・マズローでやる気にさせ動機づけ・ホーソン効果で成果を上げさせる・状況対応リーダーシップモデル
・ストレスに付き合うコーピング理論・優先順位を決めるのは緊急度・重要度で優先順位を決める
・シナリオプランニング法・ポジショニングマップ・自分の管理・・・以下省略
④コミュニケーションエラー対策とリスクの学習内容
・コミュニケーションとリスク・医療現場の現状・医療現場のコミュニケーション障害の実態と要因
・看護におけるリスクコミュニケーションの取り組み・患者とのコミュニケーション
・気を付けておくポイントと対処法・満足できる医療とは何か・上質なヘルスケア・コミュニケーション
・患者の医療決断を促すこと・意思決定支援における「コミュニケーション」と「意思決定」
・選択の必要性についての話し合い・選択肢についての話し合い・決定についての話し合い
・患者とのコミュニケーション・他職種とのコミュニケーション・看護師同士のコミュニケーション
・1対1のコミュニケーション・相手に伝わる質問・相手を満たす3つの質問
・看護師同士のコミュニケーションのポイント・コミュニケーションエラーとは
・コミュニケーションエラーの対策・医療安全管理者の業務指針および養成のための研修プログラム作成指針
・・・以下省略
⑤誤薬防止対策と6Rの学習内容
・誤薬防⽌対策の基礎 ・誤薬が⽣じる背景・⼤半を占める誤薬/誤認・誤薬/誤認の発⽣誘因
・システムに関連するも・⼈間が関与することに関連するもの・誤薬報告の必要性・誤薬防⽌のための情報収集
・再発防⽌にいかす誤薬報告・誤薬報告システム・誤薬報告を躊躇させないために・誤薬報告のポイント
・誤薬事例の分析⼿法・誤薬発⽣後の対応・発⽣直後は、何をしなければならないか・どのように対応するか
・看護職における誤薬発⽣に関わる要因・誤薬の分析結果・与薬業務の特徴・誤薬発⽣に関係する4つの側⾯
・誤薬の性質・誤薬防⽌対策の実践・医療従事者に共通する注意点・情報伝達と誤薬/誤認
・職種の連携とエラー防⽌・患者との連携・医師/管理者にとっての注意点
・与薬プロセスのパターンによる誤薬/誤認・医師としての責任と⾃覚・看護師にとっての注意点
・看護と誤薬/誤認の現状・看護教育と薬剤の知識・看護業務における与薬・薬剤師にとっての注意点
・薬剤師に起因する誤薬/誤認の種類・調剤プロセスにおけるエラー・散剤の調剤に関連したエラー
・調剤エラーを防⽌するための調剤鑑査のポイント・⼀連のプロセスに対応できるエラー対策
・患者にとっての注意点・与薬における6R・与薬までの確認の⼿順・起こりやすい事故・事故を防ぐために
・与薬の準備の共通事項・剤形別特徴と投与の⼿順・与薬忘れ事例・改善事例・・・以下省略
➅医療現場におけるアンガーマネジメントの学習内容
・アンカーマネジメントとは・安全のメリットと怒りのデメリット・怒りが発生するメカニズム・怒りの4パターン
・医療現場で活用したいアンガーマネジメント・アンガーマネジメントによる人間関係の改善
・アンガーマネジメントのポイント・感情のコントロールする・思考のコントロールする・行動のコントロール
・アンガーマネジメント診断・アサーション ・アサーションの活用場面・自己表現タイプ・自分のタイプを知る
・タイプ別でチェック・・・以下省略
⑦心理的安全性とリスクマネジメントの学習内容
・⼼理的安全性とは・⼼理的安全性の向上におけるメリット・率直な会話の活発化と不安や⼼配の軽減
・⼼理的安全性の⾼いチーム作り・モチベーション向上・離職率の低下へ・コミュニケーションの活発化へ
・⼼理的安全性とリーダーの⼼得・⼼理的安全性の⾼い現場へ・⼼理的安全性が保たれていない看護部
・アプローチ法の選択・7Sとチームビルディング・院内のチームとグループの違い・チームの成功法則
・チームの成⻑段階・会議の⽣産性をアップする⽅法・モチベーションを⾼めるコミュニケーション術
・スタッフのモチベーションを⾼める対話術・リーダーシップ ・思考のタイプに合わせたコミュニケーション
・時間管理のマトリクス・求められるリーダーシップ ・リーダーとチーム・看護師リーダーと管理職
・マネージャー・⾔語と⾮⾔語のコミュニケーション・メラビアンの法則を活⽤した話し⽅
・メラビアンの法則を活かすために・・・以下省略
⑧モチベーションマネジメントの学習内容
・病院における働き⽅改⾰・離職率について・看護師の離職理由・医師の働き⽅改⾰・看護師の働き⽅改⾰
・看護師の働き⽅改⾰5 つのポイント・看護師の働き⽅改⾰に関する3 つの注意点
・看護師の働き⽅改⾰の4 つの取り組み・モチベーションの向上・院内(多職種)コミュニケーションの活性化
・病院における意識改⾰と組織改⾰の進め⽅・院内の意識改⾰・帰属意識の形成と離職率の改善
・やりがいを感じる職場環境作りについて・マズローの理論・看護アセスメントでの活⽤・現場での活⽤
・看護アセスメントに活⽤する2 つの観点・医療現場での課題・モチベーションアップ対策
・医療スタッフ満⾜度とは・医療機関のリーダーシップ・クレーム対応
・医療機関に求められる「質・サービスの向上」・選ばれる病院になるためには
・5S活動の実践による5つの効果・スタッフ間のコミュニケーションの向上・モチベーションの維持継続
・・・以下省略
⑨ハラスメントにおけるリスクマネジメントの学習内容
・医療現場におけるストレスの原因と対策・ストレスの要因・セルフケアについて・看護師にとって⼤変なこと
・新⼈/中堅看護師の役割とは・ハラスメント状況別の名称と特徴・職場で起きることの多いハラスメント
・家族間や友⼈間で起きるハラスメント・特定の場所や状況で起きるハラスメント
・ハラスメントの被害にあったときの3つの対策・加害者にならないための⽅法
・パワーハラスメントとリスクマネジメント・パワーハラスメントとは・パワーハラスメントになり得る⾔動
・業務上の命令や指導とパワーハラスメントパワーハラスメントを防⽌すための留意点・適正な業務管理
・パワーハラスメントに関する相談事例・パワーハラスメントの被害を受けないために
・パワーハラスメントの影響・ パワハラチェックリスト ・院内におけるパワハラリスクと対策
・ノンテクニカルスキル「リスクコミュニケーション」・リスクコミュニケーションの⽬的
・コミュニケーションの⼿段と⽅法・コミュニケーションの質を向上させる要素・コミュニケーションの評価
・ノンテクニカルスキル「状況認識」と「意思決定」・・・以下省略
⑩レジリエンスと安全対策レビューの学習内容
・レジリエンスとは・レジリエンスの仕組みとメカニズム・レジリエンスの必要性・リーダーシップ能⼒
・ストレス対処⼒・レジリエンス チェック・レジリエンスの⾼め⽅・学習する組織
・レジリエンスが⾼い組織と低い組織・レジリエンスの⾼い安全な組織づくり・レジリエンスエンジニアリング
・レジリエンスエンジニアリングのSAFETY-ⅠとSAFETY-Ⅱ・レジリエンスエンジニアリングの安全⽂化
・安全対策レビュー・患者誤認の防⽌対策・外来・⼊院・指 ⽰・⾎糖指⽰・持続投与・内服/外⽤薬
・注射/点滴(調剤間違い・指⽰の⾒落とし)・業務全般に関する留意事項
・輸液ポンプ(流量・予定量の設定間違い)・シリンジポンプ(流量の設定間違い)
・誤接続防⽌ (胃管へ注射薬を注⼊)・⿇薬「⼊院」(空アンプル・残薬の破棄 研修医の単独の取扱い)
・輸 ⾎ ・⼿ 術 (患者誤認・⼿術部位の間違い・異物の残存)・病棟部⾨・外来部⾨での確認
・⼿術室における確認(患者⼊室前)・酸素ボンベの取り扱い (⽕気厳禁・酸素ボンベの落下)
・検 査(患者誤認・検体取り違え)・中央採⾎業務・検体検査・⽣理機能検査・病理検体検査
・放射線(患者誤認・検査部位の間違い・過剰被曝)・リハビリテーション (訓練中の転倒)
・転倒・転落 (安易な睡眠剤の処⽅)・医師および看護師の注意点・転倒/転落アセスメント/スコアシート
・危険度の応じた防⽌対応策・ドレーン・チューブ管理・・・以下省略
⑪訪問看護におけるリスクマネジメントの学習内容
・訪問看護のリスクマネジメント・訪問看護のケアの場⾯で発⽣するトラブル・トラブル要素とリスク回避のための対策
・個⼈情報の取り扱いにおけるリスク・⾃然災害におけるリスク
・訪問看護ステーションにおけるリスクマネジメントの準備ポイント・⽇常業務におけるリスクマネジメント
・訪問看護の感染症対策・標準予防策の重要性と具体的なポイント・標準予防策とその具体的な⽅法
・在宅での感染症と予防策・利⽤者や家族等に感染が疑われる場合の対応・訪問看護での苦情対応
・訪問看護におけるコンプライアンス・訪問看護のコンプライアンスに関連する法令と看護師が遵守する法令
・コンプライアンスの注意ポイント・コンプライアンス違反の正しい対応と予防・訪問中の⾃動⾞事故発⽣時の対応
・訪問中の交通事故を予防するために・災害時の訪問看護における事前対策
・訪問看護チームの継続性と安定性の確保・・・以下省略
⑫医療現場における熱中症対策とリスク
・体制整備と安全な職場環境の実現・熱中症対策が義務づけられる作業の条件・事業者に義務付けられる措置
・その他の対策・なぜ病院で熱中症対策が必要なのか?・熱中症対策の体制整備「誰が何をするのか?」
・熱中症対策の手順作成「具体的な行動計画」・関係者への周知徹底「情報を浸透させるために」
・熱中症対策における深度あるアプローチと実践的ヒント・リスクアセスメントの深化と「隠れたリスク」の発見
・より実践的な予防策と環境整備・教育・訓練の質向上と継続的な意識付け・発生後の対応と改善サイクル
・法令遵守とリスク管理の視点・病院における熱中症患者への対応・初期対応から専門的治療、退院指導まで
・熱中症患者の早期発見と緊急度判断・来院時のトリアージと問診・熱中症重症度の判断( I度~III度 )
・初期治療と全身管理・入院と継続治療・退院指導と予後予測・院内発症職員への対応(労働安全衛生規則の観点)
・臨床実践と多職種連携の視点・鑑別診断:熱中症に似た病態との区別・特殊な患者群への対応
・熱中症患者対応におけるチーム医療の重要性・病院における熱中症対策の継続的な改善
・熱中症対策の体制整備、手順作成、関係者への周知について・モデル例文(熱中症対策管理指針)
・・・以下省略