
Japan Medical Safety Academic Instructor Association
日本医療安全学術講師会
日本医療安全学術講師会
Japan Medical Safety Academic Instructor Association
急速な少子高齢化と医療技術の目覚ましい進歩は、医療・看護業務の複雑化・多様化を加速させています。
現代の医療現場では、医師、看護師、歯科医師、薬剤師、医療機器メーカーなど、多岐にわたる専門職種が密接に連携し、協働することで成り立っています。
医療業務には基本的な手順が存在する一方で、特殊な事例や患者さん個別の状況に応じた対応が求められるため、常にさまざまな危険性と隣り合わせで業務が遂行されています。この複雑な医療環境において、医療従事者一人ひとりが、潜在するリスクを深く理解し、日々進化する医療に対応するための医療安全管理学習を継続していくことが不可欠です。
厚生労働省の医療安全対策検討会議が公表している医療安全管理者の業務指針にも明記されている通り、医療の安全管理に携わる者にとって、継続的な学習と経験の積み重ねは必須要件です。学術講師会では、さらなる医療安全の推進を目指す医療安全管理者および医療安全担当者のスキルアップを支援するため、継続的な学習機会を提供しています。
学術講師会の有資格者は、医療現場の業務改善および医療安全管理のスペシャリストとして、メディカルリスクマネジメント、管理工学、医療経営・経済学、リスク情報学、品質管理、システム工学、リスク心理学・リスク行動学、ガバナンス、組織学、リーダーシップ、臨床安全コミュニケーション、臨床コーチングといった多角的な視点から医療現場の安全・安心問題の解決に取り組みます。
学術講師会有資格者教育規定に基づき年2回(前期・後期)実施される医療安全管理継続学習(必修)を通じて、固定観念にとらわれない柔軟な思考力と、現場に即した実践的な医療安全管理スキルを継続的に習得しています。これにより、複雑な状況にも対応できる医療現場における真のプロフェッショナルを育成し、安心できる医療の提供に貢献しています。
新着情報 および お知らせ
●重要 学術講師会 会員更新のご案内(本年10月)
おかげさまで当機構は本年、創立30周年という記念すべき節目を迎えました。
この大きな節目に際し、医療安全の質を一層高めていくべく、学術講師会の会員更新を執り行う運びとなりました。
つきましては、8月中旬~9月末に更新内容に関する案内を送付いたします。
大変お手数ですが、内容をご一読のうえ、お手続きを賜りますよう伏してお願い申し上げます。
◎ 医療安全管理継続学習「後期」のお知らせ
■履修科目:行動心理学と医療安全パラダイムシフト
医療現場という極めて緊張感の高い環境において、皆様は常に「ミスを発生させない」よう最新の注意を払っておられます。
しかしながら、人間である以上、どれほど配慮を重ねても個人の注意義務のみでエラーを完全にゼロにすることは困難です。
そこで今回の学習では「精神論」や「個人責任」に頼るのではなく、「人の行動特性」を科学的・体系的に理解し、システム全体で安全を担保するため行動心理学やヒューマンファクター工学」の観点からエラーの「発生メカニズム」を解き明かし明日から現場で活用できるコミュニケーション
技術、ならびに「間違いから学び改善する組織文化」を構築するための実践的手法を網羅的に習得していただけます。
会員の皆様が各々の医療現場において適切かつ質の高い実践へ結びつけられるよう、添削指導や必要な研究資料の提供などを通じ、事務局一同全力でサポートいたします。
つきましては、「後期」履修のを送付いたしますので、ご確認のうえ、ご履修くださいますようお願い申し上げます。
■ Practical Activity Report ■
実践活動レポート(小論文)の募集
日々医療現場の最前線でご活躍中の先生方から、貴重なご経験および体験談などを募集させていただきます。
作成いただいたレポートにつきましては、これから医療安全学習に取り組む方、実際に医療現場に従事されている方への業務改善教育資料など、今後の医療安全管理教育のための資料やテキストの内容として参考にさせていただきます。
お忙しいところ大変恐縮でございますが、ご理解とご協力ほどよろしくお願い申し上げます。
今期の活動実践レポートの「募集テーマ」につきましては、下記の通りです。
①スタッフ指導での実体験
②実際に改善された事例について
③その他(自由テーマ)
先生の皆様、ご協力お願いいたします。
Medical Safety Continuing Education
医療安全継続学習の実施
当機構では医療現場における安全管理の質的向上を目的として、年2回(前期・後期)の「医療安全継続学習」を実施しております。
本学習は、日々の業務の中で知識の再確認や学びを深めていただくことはもちろん、新たな知見を得る機会としてもご活用いただいております。
前期・後期それぞれ1回あたりの学習として最適な質と量を検討して構成しており、受講後の振り返りのしやすさにも配慮いたしました。
また、受講者の皆さまからは、ご自身の学習としてだけではなく、院内研修会や学習会を実施する際の参照資料として、最新の情報を伝えるためにテキストを読み返して活用しているといったお声もいただいております。
現場の安全管理体制の維持・向上の一助として、ぜひお役立ていただけますと幸いです。
◎医療安全管理継続学習 年度別履修科目一覧
◎2016年度(平成28年)
「後期」必修科目・「ハラスメントにおけるリスクマネジメントスキル」
◎2017年度(平成29年)
「前期」必修科目・「ヒヤリハット・インシデントの分析手法」
「後期」必修科目・「医療現場におけるメディカル心理学」
「特別」任意科目・「ホスピタリティマネジメント」
◎2018年度(平成30年)
「前期」必修科目・「医療安全におけるアンガーマネジメント」
「後期」必修科目・「人間関係改善のリスクマネジメント」
◎2019年度(令和元年)
「前期」必修科目・「インシデントとヒューマンファクター」
「夏期」任意科目・「医療現場におけるリスクコミュニケーション」
「後期」必修科目・「安全管理体制の構築とアセスメント」
◎2020年度(令和2年)
「前期」必修科目・「院内感染管理対策」と「立入検査に備えるリスクマネジメント」
「夏期」任意科目・「コミュニケーションエラー対策とリスク」と「医療安全業務指針」
「後期」必修科目・「ヒューマンエラー対策とリーダーシップスキル」
◎2021年度(令和3年)
「前期」必修科目・「ストレスマネジメントアビリティ」
「夏期」任意科目・「レジリエンスと安全対策レビュー」
「後期」必修科目・「管理者のためのスタッフ教育方法1」
◎2022年度(令和4年)
「前期」必修科目・「管理者のためのスタッフ教育方法2」
「夏期」任意科目・「フレイル対策と転倒転落防止リスクマネジメント」
「後期」必修科目・「管理者のためのスタッフ教育方法3(管理技術)」
◎2023年度(令和5年)
「前期」必修科目・「心理的生産性とリスクマネジメント」
「夏期」任意科目・「管理者のための医療安全管理アンラーニング」
「後期」必修科目・「EBNとリスクマネジメント」
◎2024年度(令和6年)
「前期」必修科目・「医療現場におけるエンゲージメント」
「夏期」任意科目・「医療現場における課題と業務改善計画の実務」
「後期」必須科目・「医療現場におけるナレッジマネジメント①」
◎2025年度(令和7年)
「前期」必修科目・「医療現場におけるユマニチュードと医療DX」
「特別」必修科目・「モチベーションマネジメント」
「夏期」任意科目・「医療現場における熱中症対策とリスク」
「後期」必須科目・「医療現場におけるナレッジマネジメント②」
◎2026年度(令和8年)
「前期」必修科目・「ペイシェントハラスメントとリスク対策」
「夏期」任意科目・「チーム医療とタスクシフトシェアに伴う安全管理」
「後期」必須科目・「行動心理学と医療安全パラダイムシフト」
日本医療安全学術講師会 入会のご案内
医療安全の向上に情熱をお持ちの皆様へ(入会のご案内)
日本医療安全学術講師会は、医療現場における安全文化の醸成と、医療従事者の皆様の安全に関する知識・技能の向上を目的として活動している学術団体です。質の高い医療安全に関する研修や情報提供を通じて、より安全で安心な医療の実現に貢献することを目指しています。
日本医療安全学術講師会への入会を希望される方は、原則として以下の要件を満たす方とします。
1. 入会資格
■医療資格
:医師、歯科医師、薬剤師、看護師、助産師、その他医療に関わる国家資格を有する方。
■実務経験
:医療機関、教育機関、研究機関等において、医療安全に関する業務または研究に一定期間従事した経験を有する方。
■研修修了
:当機構が主催する医療安全管理講座「指導講師コース」を修了した方、または同等の知識・経験を有すると認められる方。
2. 推薦人について
■推薦人
:本会に入会を希望する者は「本会会員2名の推薦」が必要となります。
3. 入会金・年会費
入会時に必要な費用および年会費は以下の通りです。
■入会金
:100,000円(税込)※初年度のみ
■年会費
:22,000円(税込)※毎年一回納入
【入会申請の流れ】
所定の入会申込書にご記入の上、推薦人2名の署名捺印を添えて事務局までご提出いただき、理事会による審査を経て、正式に入会となります。
※詳細につきましては、当機構事務局(総合受付:03-6869-6771)まで、お問合せください。

